複合梁テクノビーム

テクノビーム

テクノビームは、テクノストラクチャーで採用している「木+鉄」のオリジナル複合梁です。
住まいの構造のなかでも、最も加重を受ける梁の強度を高めること、それはそのまま住まい全体の強度を高めることにつながります。

木の弱点
木には育成してきた縦向きには強く、横向きには弱いといった特性があります。つまり、柱のように木を縦向きに使う場合は十分な強度が期待できますが、梁のように横向きに使う場合は、強度が不足しがちになるといった弱点があります。

木の弱点

強度と信頼性で木の梁をしのぐ複合梁

強度と信頼性
テクノストラクチャーでは、木と鉄を組み合わせた「テクノビーム」を採用。
通常の木の梁と比べるとたわみが少ないので、長い年月が経過した後も、梁のたわみからくる骨組み全体のゆがみがおさえられます。
さらに地震などの一時的にかかる大きな力に強いのも安心のポイントです。

接合部の弱点を強化する接合金具

一般的な木の家は、木材を切欠いて部材と部材を接合します。このため部分的に細くなってしまいました。テクノストラクチャーでは、接合部も金具で強化し、木材の切欠きをできるだけ減らしました。
接合金具1
接合金具2
地震や風により建物が揺れると、建物上部の揺れに引っ張られて、柱が引き抜かれるような力がかかります。そのような場合に備え、テクノストラクチャーでは、柱の引き抜き強度を飛躍的に高めています。
ドリフトピン接合
接合金具3

金具でしっかりと固定することで、引き抜き強度が向上します。

柱の引き抜き設計強度
接合金具4

※「木造軸組工法住宅の許容応力度設計(平成20年)」に準拠